大阪観光コラム

サントリーの山崎蒸留場でレアものの原酒三昧

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当時金沢に住んでいたのですが友人の福岡の社長が大阪に出張で出てくるということで大阪で落ち合い、美味いもの巡りと観光地巡りを企画しました。
大阪ローカルの番組でグルメ処は簡単に候補が決まったのですが、観光案内が少し難儀しました。
一般的な観光名所はでてきますが、そういところではやはり面白くないのは正直本音でしょう。

幾つか候補があった中で当時またハイボール人気の片鱗は少し見えていたもののジャパニーズウイスキーの聖地の1つであるサントリー山崎蒸留所の見学を選びます。
車でなく新幹線で移動してくるので、こんな時にこそ美味い珍しい酒を堪能してもらうのを目的とした大人の社会科見学といってもいいでしょう。

まだジャパニーズウイスキーブームやらマッサンやらのマスメディアの後押しもなく、ようやくウイスキー業界が少し上に向き始めた状態のところですから、予約に関しては楽々取れた記憶があります。
むしろ予約しなくても良かったんじゃないだろうか?と2人で会話した覚えがあります。

それもそのはずです。

参加者が少ないのでほぼマンツーマンで我々が貸し切り状態でガイドしてもらうことになっていました。
元々新入社員研修会の同伴や異業種交流会などでビール会社のビール工場は各地で各会社のものを見学したことはあります。
ウイスキーになるとオーク樽、シェリー樽様々な種類があってその樽の数と熟成年数を見るだけで壮観です。
ましてやサントリーですから蒸留樽の数だけでため息がでたものでした。

そしてほぼ貸し切りの贅沢なガイドツアーのあとは試飲と蒸留所内での有料でのテイスティングになります。
この時点で山崎10年の終売が決定して新山崎12年の販売が決定していたので、そちらを飲み比べて18年、25年、響30年、山崎の構成原酒を各種楽しんでそこそこな額を散財しました。
今となっては蒸留所見学も観光名所になってなかなかツアーは予約でいっぱいですし、ちょっといいバーへ行かないと山崎自体飲めないですから、いい時代だったなと回想してやまないです。

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